
📝外壁塗装の手抜き工事 Part1 ~よくある13事例を徹底解説~📝
久留米市、小郡市、筑後市に地域密着💛 久留米市諏訪野町で外壁塗装・屋根塗装をしています 三国ペイントでございます!🎶 ブログを読んで頂きありがとうございます😻 ―――――キリトリセン――――― 先日、こんなお問合せがありました👇 “ご近所さんが外壁塗装をお願いしたら、すぐに塗装が剥がれてきて、 別の業者さんに見てもらったら手抜き工事されてるって言われて最悪だった…って 言ってたので塗装工事をするの、正直不安でいっぱいです。” 確かに、せっかくの外壁塗装で手抜き工事をされたら、嫌な気持ちになりますよね。 そこで、今回のブログではよくある手抜き工事を13事例まとめました!📝 手抜き工事に対する理解を深め、安心して外壁塗装工事を頼んでください✊ 【目次】読みたい項目をクリック! ①足場を簡易的なものにする ②高圧洗浄をしない ③養生が不十分である ④ひび割れ補修をしない ⑤シーリングの打ち替えを行わない ⑥塗る回数を省略される ⑦十分な乾燥時間を設けない ⑧専用の下塗り塗料を使わない ⑨塗料を必要以上に薄めて使う ⑩見積書とは別の塗料を使う ⑪屋根の釘の打ち直しを行わない ⑫タスペーサーの設置をしない(縁切りをしない) ⑬雨の日に塗装を行う ―――――キリトリセン――――― ①足場を簡易的なものにする 外壁塗装や屋根塗装は高い場所で行われるので、必ず足場を設置します。 外壁塗装時に使用する足場は、【クサビ式足場】です👇 クサビ式足場は、足場内をしっかり歩けるように板が取り付けられています。 ⚠手抜き工事⚠ → クサビ式足場ではなく、【単管足場】を使用する 単管足場とは、単管(鉄パイプ)を組み合わせただけの建てる足場です👇 クサビ式足場よりも、使われる材料が少ないため、提示された値段よりも 本当は安く済んでいることがあります。 その場合、塗装業者に利益を上乗せされていることになります。 また、労働安全衛生法にて単管足場の使用は禁止されています。 詳しくは👇のブログをご覧ください。 [embed]https://mikunikenso.com/blog/37748/[/embed] 不安定な足場で作業を行うと、作業の品質が下がったり、職人の命にもリスクがあります。 適切な足場組立の上で、職人の安全性と、塗装に集中できる環境を作ることが大切です。 ②高圧洗浄をしない 塗装を行う前に、下地処理として【高圧洗浄】という作業を行います👇 高圧洗浄とは、高圧洗浄機を使用して、外壁に付着した汚れや古い塗膜などを 除去する作業です。 高圧洗浄をすることにより、外壁と塗料の密着性が高まります。 ⚠手抜き工事⚠ → 不十分な時間で行う、あるいは、高圧洗浄を自体を行わない。 高圧洗浄は通常約1~2日ほどの時間を必要とします。 それ以下の時間で高圧洗浄を行なった場合、汚れの除去が不十分、あるいは、 高圧洗浄をしていない箇所があることが考えられます。 また、職人の人件費の削減に伴って、高圧洗浄を行なわない業者も存在します。 汚れの除去が不十分であると、下地と新しい塗料の間に隙間ができてしまい、 本来の耐用年数より早く劣化してしまいます。 ③養生が不十分である 養生とは、塗装しない箇所に塗料の飛散を防止するために、 ビニールやテープを使って保護する作業です👇 ⚠手抜き工事⚠ → 養生作業自体を実施しない。 細かく手間のかかる作業でもあるため、人件費や材料費の削減のために 養生作業を省略する業者があります。 養生作業を実施しないことにより、塗料が周囲に飛散してしまい、 仕上がりに悪影響を与えてしまいます。 また、塗料が付着すると落とすのに手間がかかるので、入念に養生が必要になります。 ④ひび割れ補修をしない 外壁にひび割れが起きている場合、塗装を行う前に、シーリング材でひびを埋める必要があります👇 ひびをシーリング材で埋めることによって、外壁の耐久性、防水性の低下の予防ができます。 ⚠手抜き工事⚠ → ひび割れ補修を行わない。 手間やコストの削減で、ひび割れを補修せずにそのまま上から塗装を行う業者がいます。 塗装工事完了後の見た目では、ひび割れ補修がされたかどうかの判断がつきにくいですが、 数年後にはそのひびの部分の塗膜にひび割れが入り、劣化が進んでしまいます。 ⑤シーリングの打ち替えを行わない サイディング外壁には、外壁同士のつなぎ目にシーリングが施されています👇 シーリングは、地震などの揺れを和らげて外壁のひび割れを防いだり、 外壁同士の隙間を埋めることによって外壁の防水性を高める役割があります。 シーリングも、外壁などと同様に、経年によりひび割れや剥がれを起こすため、 塗装工事を行うタイミングでシーリングの交換作業が行われます。 通常、シーリングの交換は、【打ち替え】によって行われます👇 ⚠手抜き工事⚠ → シーリングの【打ち替え】ではなく、【打ち増し】を行う。 劣化したシーリングの上から新しいシーリングを充填することで、 シーリングの材料費を抑えるといった【打ち増し】というものです👇 打ち増し工事を行うと、シーリングの十分な耐久性が発揮できず、すぐに劣化し、 外壁にも劣化が及び、数年で再塗装が必要になってしまいます。 💡POINT💡 打ち増し自体は悪い手法ではない! 〇既存のシーリングの耐久性がまだ残っている 〇新しく充填するシーリング材の厚みが10mm未満である 上記であれば、打ち増しでも可能になります。 ⑥塗る回数を省略される 塗装による外壁の耐久性を高めるためには、【下塗り→中塗り→上塗り】の 3回塗りを行なうことが重要です👇 ⚠手抜き工事⚠ → 3回塗りを行わない(例 → 下塗り、中塗りを行わず、上塗りのみ など)。 3回塗りを行わなかった場合、期待した耐用年数よりも早く塗料がはがれたり、 色褪せやひび割れが起こります。 ⑦十分な乾燥時間を設けない 塗装は、塗料の乾燥に十分な時間を設けることも大切です👇 前の工程で塗った塗料がまだ乾いていない状態で塗り重ねを行うと、 塗膜が不完全な状態で硬化してしまいます。 その結果、塗膜の強度や耐久性が低下し、剥がれの原因になってしまいます。 また、塗装には天候条件も重要で、【気温5℃以上、湿度85%未満】の環境が 望ましいとされています。 ⚠手抜き工事⚠ → 乾燥時間、天候を無視して作業を行う。 工期を短縮したり、作業を早く終わらせる目的で乾燥時間や天候を考慮せずに作業する業者もいます。 ⑧専用の下塗り塗料を使わない 塗料は、大まかに【下塗り塗料】【上塗り塗料】の2つの用途で分けられます。 ・下塗り塗料 → 下塗り時に使用する塗料 ・上塗り塗料 → 中塗り、上塗り時に使用する塗料 中でも下塗り塗料は、外壁下地に合ったもの、上塗り塗料との相性を考慮して 正しく選定する必要があります。 ⚠手抜き工事⚠ → 下塗り塗料を適当(不適切)に選定する。 塗料メーカーが発行している塗料パンフレットに、専用の下塗り塗料が記載されていますが、 この指示を無視して、他の現場での余り物を使ったりする業者も存在します。 下塗り塗料と上塗り塗料との相性が悪いと、外壁との密着性が低下し、 塗料が剥がれる原因になります。 ⑨塗料を必要以上に薄めて使う 塗料には、塗料を塗りやすくしたり、性能や耐久性を最適化するために 各メーカーによって【希釈率】が定められています。 希釈率とは、塗料を水やシンナーなどで薄める割合のことを指します。 塗料の希釈率に関することはこちらをご覧ください👇 [embed]https://mikunikenso.com/blog/37640/[/embed] ⚠手抜き工事⚠ → 希釈率を守らずに必要以上に塗料を薄める。 塗料を過剰に薄めると、耐久性の低下、色褪せ、ピンホールなどの発生が起こります。 これは、塗料の原価を抑えることを目的とした悪質な手抜き工事の一環です。 ⑩見積書とは別の塗料を使う 基本、見積書には塗料名の記載がされているかと思います。 ⚠手抜き工事⚠ → 見積書に書いている塗料より安価な塗料を使用する。 もし、現場に見積書にない塗料の名前が書かれてある缶があったり、 何も塗料名の記載がない缶が置いてあった場合、見積書に記載された塗料よりも 安価な塗料が使用されている可能性が高いです。 ⑪屋根の釘の打ち直しを行なわない 屋根の一番上には、【棟板金】という金属製の板が釘で固定されています👇 棟板金は、屋根材のつなぎ目から雨水が入り込むのを防ぐためにつけられます。 棟板金を固定する釘は、経年劣化によりどんどん緩んでいきます。 そのため、屋根塗装のときに再度打ち直し、棟板金をしっかりと固定する必要があります。 ⚠手抜き工事⚠ → 釘の打ち直しを行わない。 屋根は普段、見ることのない部位になるので手抜き工事されやすいと言われています。 釘が劣化したまま放置することによって雨漏りの原因になります。 ⑫タスペーサーの設置をしない(縁切りをしない) 屋根塗装は、下塗りの後に【縁切り】という作業が行われます。 最近ではこの縁切り作業に、【タスペーサー】と呼ばれるものを設置します👇 タスペーサーの設置により、屋根材と屋根材の間に塗膜ができるのを防ぎ、 雨水の逃げ道を作ることで、雨漏りを防ぐことができます👇 ⚠手抜き工事⚠ → タスペーサーの設置をしない(縁切りをしない)。 緻密な作業なので、面倒くさがってしなかったり、材料費の削減のため行わない業者もあります。 屋根は雨を一番受けやすく、雨漏りも一番起こりやすい箇所であるため、 雨漏り対策である縁切りを行わないのは、悪質な手抜き工事になります。 ⑬雨の日に塗装を行う 雨の日に塗装すると、塗料が雨によって流れてしまい、十分な厚さの塗膜を作れなくなります。 塗膜が必要以上に薄くなると、塗料の性能が充分に発揮できなかったり、早期劣化につながります。 ⚠手抜き工事⚠ → 雨の日にも塗装を続ける。 職人の人員不足により、無理やり納期を早めようとしたり、 詰め詰めな作業日程で行おうと焦っている状態の時に起こることがあります。 ―――――キリトリセン――――― いかがでしたでしょうか…🙇🏻♀️ こんなに手抜き工事の事例があったらなおさら塗装工事を任せるのが心配になりますよね💦 なので!次回のブログでは… 【外壁塗装の手抜き工事~手抜き工事を防ぐために~】を更新いたします!📝 5/20(火)の予定ですので、ぜひご覧ください! 本日もブログを読んでくださり、ありがとうございました💚 ―――――キリトリセン――――― 三国ペイントは、大切な財産であるお家🏠の塗装計画のお手伝いを、 お客様の意思を尊重しながらさせて頂いております💪✨ どうぞお気軽にご相談下さい😻 今日もブログを読んでいただきありがとうございます👍 お問合せフォームはこちら 久留米市・小郡市・鳥栖市・基山町 広川町に地域密着した三国建装自慢の 【施工事例】をぜひご覧ください★ 久留米初のショールームをオープンしました! ぜひご来店頂き、ゆっくりお家の塗装計画を お聞かせください★ 三国ペイントは久留米市・小郡市・鳥栖市・基山町 広川町を中心として地域密着!! 住まいのお悩み、ご相談は外壁塗装・ 屋根塗装&雨漏り専門店の三国ペイントへ✧ 久留米ショールーム:久留米市諏訪野町2355-1 小郡オフィス:小郡市横隈1694-1 ☎フリーダイヤル:0120-010-392 WEBからのお問い合わせはこちら
2025.05.15(Thu)
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