漆喰の外壁について
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久留米市諏訪野町で外壁塗装・屋根塗装をしています
三国ペイントでございます!🎶
ブログを読んで頂きありがとうございます😻

ーーーーーキリトリセンーーーーー
みなさん、こんにちは🌞
“我が家の外壁の素材は漆喰なんだけど、特別なメンテナンスが必要なのかな…”
というお問合せを以前伺いました👂🏻
たしかに、漆喰は伝統的な素材であり、他の外壁材とは異なる特徴があります。
今回のブログでは、漆喰の外壁についてお話していこうと思います!📝

【目次】 ※読みたい項目をクリック!
《漆喰とは》
漆喰は、水酸化カルシウム(消石灰)にスサやのりを加え、水で練ったもののことを指します。
※水酸化カルシウムは、石灰石を焼いて水を加えたものです。
※スサやのりは“つなぎ”として使用されています。

そのため、漆喰は水酸化カルシウムが主原料の外壁材ということになります。
《漆喰の外壁のメリット》
【温湿調整効果がある】

漆喰は温湿調整と呼ばれる機能を特徴としています👇🏻
・湿度が高い ➡ 余分な水分を吸い取る
・湿度が低い ➡ 水分を放出する
このように漆喰が、湿気をコントロールできる理由は、小さな穴がたくさん開いているからです。
なので、梅雨時期などの湿気が多い時期でもじめじめとせずに快適に過ごすことができますし、
ダニやカビの発生を抑える効果も備わっています。
【耐久性に優れている】

漆喰は、光の反射率が高く、燃えない壁材なので、主に防火対策や武家屋敷、お城などで
使われてきました。
水酸化カルシウム(消石灰)は、無機質の不燃性で燃えることがないため
日常の暮らしを守ることができます。
【手軽に手入れができる】

漆喰は長期間経過したとしても、1番初めに塗った綺麗な状態から見た目はほとんど変化しません。
また、静電気をためない性質なのでゴミやほこりが付着しづらいといった特徴があります。
小さい汚れがあった場合にも、消しゴムで消すことが可能です。
【耐久年数が長い】
漆喰の耐用年数は、重ね塗りをすることによって100年以上もつと言われています。
※100年以上持たせるには定期的な点検とメンテナンスが必要になります。
《漆喰の外壁のデメリット》
【費用がかかる】

漆喰の施工には高度な技術が必要なため、材料費だけでなく施工費も高くなってしまいます。
さらに漆喰工事は塗装の工程で乾燥期間を取らなければならないため、
施工日数も長くなってしまう傾向にあります。
【汚れが目立つ】

漆喰は水を弾かないので、雨染みや動物の尿などの水の性質をもった汚れには弱く、
掃除が大変になってしまいます。
【独特な臭いがする】

漆喰の材料である水酸化カルシウム(消石灰)の臭いと、海藻から作ったのりが合わさり、
施工直後は、磯のような独特な臭いがします。
しかし、乾燥と同時に完全に臭いはなくなっていくのでご安心ください。
《主な漆喰の種類》
【本漆喰】
![漆喰の和風壁 写真素材 [5297986] - フォトライブラリー](https://www.photolibrary.jp/mhd2/img546/450-20171011000636183379.jpg)
塩焼き消石灰に海藻(ふのり)と麻(まさ)を混ぜて作られています。
漆喰の中でも1番よく使われている漆喰になります。
【土佐漆喰】

のりを使用せずに、消化灰とわら、水を熟成してから作られています。
施工直後はクリーム系の色をおり、紫外線が当たると白くなっていって、
最終的な色は温かみのある白色に変化していきます。
とても丈夫で防火性も非常に高い漆喰なので、かまどに使用されることもあります。
【琉球漆喰】
のりを使用せずに、生石灰とわら、水を混ぜて作られています。
琉球(沖縄)は台風が多く、気温が高いため、それに負けない耐久性と、
優れた断熱性と温湿調整効果を兼ね揃えた漆喰です。
【既調合漆喰】


塩焼き消石灰と麻、炭酸カルシウム、粉末海藻糊を配合して作られています。
《漆喰のメンテナンスの費用相場》
漆喰のメンテナンス方法には重ね塗りと下地を撤去してからの塗り替えの2種類があります。
・重ね塗りの場合の相場 ➡1㎡あたり約3.000円~4.000円
・塗り替えの場合の相場 ➡1㎡あたり約5.000円~7.000円
30坪の住宅の漆喰への塗り替えの相場は、以下の通りになります👇🏻
《漆喰の耐用年数》
漆喰は、定期的な点検と適切なメンテナンスを行っていれば、
耐用年数は100年を超えると言われています。
一般的な外壁材の耐用年数は、約20年~50年なので漆喰は最も丈夫な外壁材になります👇🏻
《漆喰のメンテナンス方法》

【カビや汚れ】

漆喰といえば、“真っ白”というイメージがあるため、少しでも汚れがついたりしてしまうと
一気に見栄えが悪くなります。
軽い汚れであれば、消しゴムで簡単に落とすことができます。
少し手ごわいカビや汚れの場合であれば、市販されているメラニンスポンジを
使用してみましょう。
【ひび割れや傷】

ひび割れや傷が起きてしまった場合は、部分補修で上から漆喰を重ね塗りする方法が一般的です。
漆喰は傷がつきやすく、ひび割れしやすい外壁なので定期的に点検するようにしましょう。
【剥がれ】

漆喰が剥がれてきたら、表面の漆喰を剥がして下地調整をし塗り替えをしていきます。
塗り替えは、塗り重ねに比べると施工期間が長くなってしまうため、
剥がれるまで劣化しないように、何か劣化のようなものを見つけたら早急に対応していきましょう。
《まとめ》
漆喰は、水酸化カルシウムを主原料とした自然素材の外壁材で、
古くから城や武家屋敷などにも使われてきた実績のある建材です👌🏻
湿度を吸放出する温湿調整効果により、快適な室内環境を保ち、
カビやダニの発生を抑える働きがあります。
また、不燃性で耐久性が高く、適切なメンテナンスを行えば、
100年以上使用できる点も大きな魅力です👀✨
適切なメンテナンスを行って、美しさと性能を長く維持していきましょう!
ーーーーーキリトリセンーーーーー
三国ペイントは、大切な財産であるお家🏠の塗装計画のお手伝いを、
お客様の意思を尊重しながらさせて頂いております💪✨
どうぞお気軽にご相談下さい😻
今日もブログを読んでいただきありがとうございます👍



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