📝木部の塗装📝
2023.03.14 (Tue) 更新
久留米市、小郡市、筑後市に地域密着💛
久留米市諏訪野町で外壁塗装・屋根塗装をしています
三国ペイントでございます!🎶
ブログを読んで頂きありがとうございます😻
皆さんのお家ではどこの部分に木材を使われていますか?👀
骨組みとしてはもちろん、家のあらゆるところに木材は使用されていて、
お家の建材として中心的存在なのが木材です🌳
破風や鼻隠し、庇が木製のことも多く、
最近はウッドデッキやフェンスの素材に木製を選ぶ方もいます。
木材はそのまま露出していると腐食により劣化しやすく、
お家の木部は定期的なメンテナンスが必要な部分です。
木部塗装を怠った結果、
「長い間メンテナンスをしなかったから剥がれた」
「少しの痛みと思って放置したらボロボロになってしまった」などのケースも多くあります。
「木製の外壁に塗装してもらってもすぐに剥がれる・・・」
「和風住宅だからキレイな木目を長持ちさせたい」
「DIYでメンテナンスできる?」
など、お家の木部メンテナンスにお悩みの方は一緒に勉強していきましょう✍
📍外装のどんなところに木が使われてる?!!
家の外装と言えば・・・
屋根材や外壁材でお馴染みの
「瓦・金属・サイディング・モルタル」などをイメージする方も多いかもしれません。
確かに外から目に付く部分で、「木材」はメインの建材ではありません
しかし、破風や鼻隠し、軒天、化粧垂木、ウッドデッキなど、
目立たないながらにも重要な役割をもつ箇所に使用されていることが多いのが木材です!!
※これらの部位に必ずしも木材が使われているわけではありません。
たとえば、破風板(耐風性を高める目的)を例に挙げると、
最近は、金属系や窯業系が主流になっていますが、
築年数が長い住宅であれば木質系のことが多いです!
また、ウッドデッキも、最近では天然木の質感を表現した人口木材や樹脂製の素材もありますが、
天然木材のものも、変わらず人気です🌳
◎木部にするメリット
木材の魅力は何といっても、「デザイン性の高さ」「天然木の温かい雰囲気」です。
天然木の織りなす木目の模様は、和風のお住まいはもちろん、洋風住宅にもマッチします✨
人工的なものとは一味違ったさまざまな表情が特別感があります😄
📌木部塗装メンテナンスをしないとどうなる?
屋外で常に露出している木材は、当然ながら雨風、紫外線、砂埃によって汚れて傷みます。
腐食やカビの発生から守るためにも、塗装をして直射日光や内部への水分浸透を防ぐ必要があります。
木は調湿作用(ある程度まで乾燥すると、周囲の水分を吸放出して自らの水分を保とうとする性質)
が働く時に膨張収縮するため、表面に塗っても塗膜がはがれやすいという性質があります🌀
そのため、木部は金属などと比べると、塗膜の耐久性はそれほど長くありません😣
📌木部の塗装の適切なタイミング
外壁塗装のメンテナンス時期は一般的に10年前後と言われています。
しかし木材は「膨張・収縮」を何度も繰り返す性質があり、それに伴って塗膜の強度が弱まります。
使う塗料の成分や環境要因によるため一概には言えませんが、
木部の塗装のタイミングは3~5年程度と短めです。
劣化が早い木部は定期的な塗装メンテナンスは大切なんです。
※適切なタイミングはそれぞれのお住まいごとに異なります。
📍色あせ
📍塗膜が剝がれてきた
📍表面が羽毛立ってきた
等の症状が見られたら塗装メンテナンスの時期です。
✔木部塗装で使われる塗料のタイプ
「造膜型」「浸透型」
①木材の上に塗料を塗る「造膜型」
②木の内側に向かって塗料を浸透させる「浸透型」
”造膜型塗料の特徴”
一般的な外壁塗装で使われる塗料は”造膜型”です。
木の表面にベタ塗りで塗膜を作り木部を保護する塗料です!
→仕上がり
造膜型の塗料は塗装面を塗料で覆い隠します。触っても木材の感触はありません。
また、塗料で材木が覆われるため、木目が活かせないというデメリットもあります。
しかし、造膜型塗料は浸透型に比べてカラーのバリエーションが多いため、
お気に入りの色を選ぶことができます🎵
艶の度合いも調整可能なため、
「艶多めの光沢のある仕上がりに」「艶少なめのしっとりした感じに」
など、見た目の雰囲気をお好みに調整できます✨
→造膜型の効果
塗料で作られた塗膜がしっかりと木部の表面を守ってくれるため、
後でご説明する「浸透型」よりも耐久性・耐水性が高いです!!
次回のメンテナンス時期も、浸透型と比べると長めです。
ℚ:造膜型はどんな箇所に向いている?
A:雨風や太陽光などの影響を受けやすい場所で、
木のデザイン性をそれほど気にしなくてもいい箇所。
多くの場合、造膜型の塗料は破風や鼻隠し、軒天などに使われます。
これらは、目立たないながらも外壁や屋根の機能を高めるためにとても重要です。
また、雨風の影響も強く受けるため、見栄えよりも耐久性を重視すべき箇所でもあるため、
強い保護力を持つ造膜型の方がおススメです✨
→造膜型のメンテナンスのPOINT
伸縮を繰り返す性質を持つ木材のため、
塗膜と木材との調和がとれずに割れたり剥がれたりすることがあります⚡
メンテナンス時は旧塗膜を取り除くなどの「下地処理」をしっかり行う必要があります。
”浸透型塗料の特徴”
塗料を木材に浸し込ませ、内面から保護するのが浸透型と言われる塗料です。
→浸透型の仕上がり
木が持つデザイン性を損なわない!!
浸透型は内部に塗料を浸み込ませるため、表面に色が付くわけではありません。
そのため木の木目をそのまま活かすことができます✨
もちろん、手触りも木を感じられるものになります。
※浸透型の塗料は造膜型と違って艶の調整ができません。
→浸透型の効果
木材に染み込ませるため、内部から撥水、防腐、防カビなどの機能を発揮します。
浸透型は塗膜が無いため、保護という点では造膜型よりも耐久性は低いです。
しかし、定期的なメンテナンスを行うことで木材を守ることができます。
造膜型のように、木部表面に膜はできないので、
「塗膜が剝がれる」「塗膜と木材の間が膨れてくる」などの
心配はいりません🎵
→浸透型はどんな箇所に向いている?
木目をそのまま活かせる浸透型の塗料のため、
「木の風合いを消したくない」「個性的な外観づくりのワンポイントにしたい」
など、木目を活かしたい箇所に向いています。
特に和風住宅は、化粧垂木や縁側、庇を支える柱などに使うことで、
木目が持つ個性的な表現を保ちつつ、木材を保護し、
伝統的な和風建築をキレイに長持ちさせることが出来ます。
→浸透型のメンテナンスPOINT
造膜型の塗料よりも、メンテナンス時期は早めにやってきます。
ただし、重ね塗りが可能なので旧塗膜を除去する手間が省け、
作業性の観点でいえば造膜型よりもスムーズです。
三国ペイントは、大切な財産であるお家🏠の塗装計画のお手伝いを、
お客様の意思を尊重しながらさせて頂いております💪✨
どうぞお気軽にご相談下さい😻
今日もブログを読んでいただきありがとうございます👍
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